赤い車

赤い車

私は運転免許を取るのが遅く、20代半ばに取得しました。それも大学卒業後、田舎に就職が決まり、車以外に移動手段のないところだったので、車の運転なんてしたくもないと思っていたところを無理やり仕方なく取得した形でした。

私は想像通り運転が下手だったので、乗るなら何と言っても小さい車にしようと思い、真っ赤な小さい車を買いました。そして新生活が始まり、初めての社会人生活が始まりました。実家からはかなり遠く離れた街で一人暮らしを始め、朝晩の通勤は車で行いました。

この車がとてもかわいい車だったので、すぐに愛着が湧き、ペットか友達のように感じるようになりました。スーパーの駐車場に停めて、買い物をして出てくると、ちょこんと停まっている姿がとてもかわいくて、犬か何かが待ってくれているような感じでした。

こちら



私は車の中で歌を歌うのが好きで、大音響で音楽をかけ、大声で歌を歌っていました。通勤のときでも遊びに行くときでも買い物に行くときでも、とにかく車に乗りさえしたらいつも大声で歌っていました。知らない土地での新生活で、最初は一緒に遊ぶ友達もいないし、田舎だったのでおしゃれな店などもなく、ショッピングを楽しむこともできなかったので、ドライブによく出かけるようになりました。

家族とも遠く離れていたので、心細くなったときは夜にドライブに出かけ、ひたすら続く真っ直ぐな道を歌いながら運転し、遠くの方まで出かけました。そしてこれ以上は知らないから恐くて行けないということろまできたら、Uターンして帰ってきます。カラオケBOXに行くよりもずっと沢山歌を歌いました。

こちら

今思うと孤独を紛らわすためだったんだろうと思いますが、この赤い車と一緒に随分長い距離を走りました。

特に好きだったのは深みのあるきれいな赤い色と、ころんと丸いフォルム、丸いヘッドライトです。小さな車だったので、荷物などはあまり沢山は載りませんでしたが、いつも一緒で楽しかったです。その車は、今は事情があって他の人に乗ってもらっていますが、また乗れたらいいなと思っています。車をどんどん乗り換える人も沢山いますが、私にとってはあの車以外、考えられません。

車がご縁の出会い

私の主人とは、同じ中学卒業の同級生です。

中学校からずっと付き合いをしていたわけではなくて、

社会人になってからの同窓会で再開したからです。

しかもたまたま隣に座ったのがきっかけで、

話をしていると、

同じ日産の車に乗っていました。

こちら



私がスカイラインのGT-ST タイプMで、

主人が180SX。

車の話で盛り上がってその後も遊びに行く約束をして、

2次会に行く時には、

お互いの車を交換して2次会の場所まで行きました。

双方ミッションの車だったんですけれど、

お互いの車のタービンの音が気持ちよかったことを覚えています。

また一緒にドライブしたいねって、

そのあともデートの約束をして、

デートの回数を重ねたら、

知らないあいだに結婚することになりました。

結婚することで2台もスポーツカーを維持できないので、

主人が車を処分してくれました。

こちら



結婚するまでの間、

車で出先で待ち合わせては、

1台でドライブ行ったり、

2台で連なってドライブしたり。

時には車を交換して、

1週間くらいお互いの車を乗っていたり、

ふたり揃って車に乗ることが楽しかったです。

当時ドリームズ・カム・トゥルーの歌が流行っていて、

「いつもブレーキランプ5回点滅、アイシテルのサイン〜〜。」とか、

真面目にしてうっとりしていましたね。

今では子どもの教育費もかかるし、

どっぷりオートマの省エネファミリーカーですが(笑

当時二人で2台の車でハイオク満タンにしてドライブしたことは、

今でも大切にしたい思い出です。

大阪堺 車買い取り
こちら こちら


<<前のページへ   次のページへ>>